基準を満たす耐震計画を立てる
耐震指標を確認する
耐震補強では構造耐震指標や上部構造評点といった数値が重要です。
一般的に評点1.0以上で倒壊しにくい水準とされますが、安心を求めるなら1.5以上を目標にします。
これらの数値は壁量、配置バランス、接合金物の状態、劣化の程度などを総合的に評価して算出されます。
数値を理解せずに補強すると、十分な効果が得られない可能性があります。
診断結果を基に、どの部分を補強すれば目標値に達するかを業者と共有します。
基準を満たすだけでなく、将来の地震に備えて余裕を持たせることが大切です。
等級を引き上げる
耐震等級は1から3まであり、数字が大きいほど耐震性能が高くなります。
等級1は建築基準法を満たす最低限の基準です。
等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の地震力に耐える設計とされています。
学校や防災拠点は等級2以上が求められます。
住宅でも等級2以上を目指すことで安全性が向上します。
壁の増設や筋交いの追加、接合部の金物補強、制振装置の設置などが有効な方法です。
制振装置は揺れを吸収し、建物への負担を軽減します。
複数の方法を組み合わせることで総合的な強度向上が期待できます。